雑記2/11

毎日、少しずつ文豪とアルケミストで遊んでおります。
1月末から2月頭にかけてあった、北原一門の学問のススメチャンレジは、無事に萩原朔太郎の制服を手に入れました!萩原朔太郎は自分の誕生日に来てくれた文豪なので、彼の制服だけは頑張って勝ち取りました。
室生犀星と北原白秋の制服については、残念ながら未入手ですが次の機会があれば手に入れます。
それにしても、バレンタインデー週間に落ち着いたピンク系の机を下さったり、素敵なゲームですね。3/14が楽しみです。

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ところでゲーム内で、中野重治と堀辰雄、三好達治を三人揃えたら会話が発生するのではないかと思っていたのですが、どうやらないようですね。
この三人は、中野重治が戦時中、執筆禁止をされ生活が苦しかったので、堀辰雄を通じ宇野千代が匿名で中野重治を支援したいと伝えたところ、中野は今のところ格別困ってはいないから、辞退したい。だけど、いざとなったら三好達治を頼るから堀君から三好君に連絡を入れて欲しいと返事をしたことがあります。
なので、この三人を一緒のチームに入れたら会話をするんじゃないかと思っていました。
上記のエピソードは、新潮社から出版された江藤淳 著「昭和の文人」に詳しく掲載されています。これ以外の中野重治や堀辰雄の出生の謎についても詳細に載っておりますので、興味があれば読んでみてください。

また、中野重治が好きであれば彼が書いた短編「萩のもんかきや」を一読すると、彼の好きな食べ物が解るので、お勧めです。

それ以外では、中野重治はプロレタリア詩について自分自身を「叫喚詩派」と称していたのですが、現在インターネット上で拝読した限り、彼の詩に関する資料にあまり行き当らないのが現状です。私の探しようが悪い可能性もあります。その場合は、申し訳ない!
中野重治の詩に関する歴史や内容について詳しく知りたい場合は、全集はもちろんですが中央公論社が出版した「日本の詩歌 中野重治 小野十三郎 高橋新吉 山之口貘」についているチラシこと付録がとても参考になります。
この本は、ダダイズムの詩を広めた高橋新吉に寄せた佐藤春夫や中原中也の考察、更には中野重治の自分の詩における批評が掲載されており、中野の詩について詳しく知りたい場合はこの一冊を手に取るだけで、ある程度まとまった形で彼の詩の歴史などを学ぶことができますし、付録には中野の詩の歴史以外にも彼の愛娘に対する優しい一面や趣味が分かるので一粒で二度おいしい本となっております。

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中原中也といえば、山口市の湯田出身であるため彼の記念館の隣には狐の足跡なる足湯付きの喫茶店があります。
湯田温泉は別名白狐の湯と呼ばれ、白狐が温泉に入っているのをお坊さんが見つけ、そこから温泉が発見されたという経緯があります。

この山口市と県境を挟んで北にある隣の市が、島根県津和野郡で森鴎外の生誕地でもあります。

そして、ここ津和野には日本三大稲荷の一つである太鼓谷稲荷があり、街に入るための入り口には大きな朱塗りの鳥居が立っています。
隣の市と言えど、かなり距離はありますが、個人的にはなんとなくこの津和野の稲荷と湯田の白狐の湯には繋がりがあるのではないのかな?と感じています。
津和野の森鴎外記念館の隣には、彼の生家や通っていた学校などが現在でも保存され、津和野の街全体で鴎外の幼少期を辿ることができます。
街中を走る水路には、悠々と鯉が泳ぎ回っているので、どことなく日本の文化の一番良いところを見せて貰っている気持ちになりますし、銀杏並木も時期になると、とても美しく青空に黄色い葉を飛ばしているのに出会えますよ。
また、津和野は流鏑馬や伝統芸能の一つである鷺舞も行われているので、機会があえば訪れてみて下さい。
中也の記念館を見た後、山口市からは津和野までSLやまぐち号が出ているので、それに乗って行くのも楽しいです。
このSLは、客車ごとに明治から昭和までの各時代の客室を再現しているので、大正の客車を予約して、芥川龍之介の「蜜柑」など、電車に乗る描写があるお話しを読んだりすると当時の気持ちを深く味わうことができます。

あと、客車から手を振ると大体地元の人は振り返してくれるので、ご乗車になった時は是非、手を振ってみて下さい。

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