秋の七草の由来と食べ方

秋の七草と聞いて思わず、食べられない植物ばかりだったと思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか?ここでは、秋の七草の由来とともにおいしい秋の七草の食べ方を説明しております♪

秋の七草の由来

春の七草と違い、秋の七草の由来は万葉集にて山上憶良が詠んだ歌によって選定されたものです。
また、春の七草は春の節句の一つですが、秋の七草は歌から選定されたため節句ではありません。

それに加え秋の七草と呼ばれますが、初夏に咲く撫子や朝貌(桔梗)が含まれているのが特徴です。

下記の秋の七草を見て、植物に詳しい方にはピン!と来られた方もいらっしゃるかもしれません。
上から順に秋から初夏にかけて咲く花の並びになっているのです。
まるで、初夏から秋の澄んだ空に移り変わって行くような花揃えですね。

 秋の野に 咲きたる花を
  
 指折り(およびをり)
  
 かき数ふれば
  
 七種(ななくさ)の花
  
 萩の花 

 尾花(現在のススキのこと)

 葛花

 撫子の花

 女郎花(おみなえし)

 また藤袴

 朝貌(あさがお)の花
  
※朝貌は桔梗のことを指すのではないかというのが定説になっています。
 もし、朝顔であれば桔梗より開花の時期が遅いため、一番最後にこないからだと推察されます。

秋の七草は食べられない植物ばかり?

秋の七草のラインナップを見て、なんだ春の七草と違って食べられない植物ばかりだと思われたかもしれませんね。
実は、秋の七草の中でも食べられる植物があります。それが、葛花です!

実は、葛はマメ科の植物。
皆さんも葛餅や葛粉を食べたことがあるのではないでしょうか?
葛の根に含まれているデンプンを乾燥させたのが葛粉なのです。

更に、新芽や若い葉は茹でておひたしにして食べる事ができます。

また、ニホンザルはこの葛の花が大好物♪
私たちも葛の花を味わってみましょう!

秋の七草を食べてみよう!葛の食べ方

☆葛の花フレッシュティー

▼花の摘み方と下ごしらえ

葉陰に咲いている葛の花を摘みます。
1~2杯分でしたら2~4輪つんだくらいでいいでしょう。
採取した葛の花は、がくをはずしておきましょう。

▼材料:くずの花、香りのきつくない茶葉(紅茶、緑茶の場合はくずの花の色素が溶け込むので茶色くなることを念頭に淹れましょう)

1 くずの花をさっと水洗いする。

2 茶葉とくずの花をお茶のパックに入れ、急須へ。

3 急須に熱湯をそそぎ、湯呑へ注ぎます。

葛の花には、風邪の症状をやわらげる成分が含まれています。
摘んだ花は乾燥して保存することができますので、熱っぽい時などに淹れて体を温めるといいでしょう。

さいごに

葛の花の薬効や、手軽に食べれることを知り試してみたくなった方もいらっしゃるかもしれません。注意して欲しいのは、くずは木の枝に絡んで蔦を伸ばすため無理して樹木に登ったりしないことです。必ず、蔦の根元を確認しつるをひっぱり降ろすことで安全に花を採取しましょう。

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