関登久也が語る宮沢賢治1

関登久也氏は、宮沢賢治と同郷で氏の生前を知り、尚且つ賢治氏に関する細々とした随筆を残しています。以下、『』内の文章は1941年に十字屋書店から発行された関登久也「北国小記」より宮沢賢治関係の随筆のみ、現代語訳した上、引用しております。宮沢賢治の研究の一助になれば幸いです。
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徳田秋声の随筆集「灰皿」6

5では、横光利一氏の作品の感想でした。今回は、徳田氏と永井荷風氏、菊池寛氏との出会いに加え、両氏の小説家として出発を書いています。また、夏目漱石との出会いと別れも記されており、文壇的に非常に興味深い内容となっております。
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徳田秋声の随筆集「灰皿」5

4では、徳田秋声と室生犀星との旅話しでしたが、今回は、秋声が読売新聞に掲載した「長篇四五読後感」より横光利一が書いた「家族会議」の感想です。なんだか、秋声氏と言えば自然主義のイメージが強く、新感覚派の著作などは手に取らないような印象がありました。ですが、実際は違い、派に関係なく小説を読み、正しく評価できる方だと判り、逆に秋声氏の懐の広さに感動しました。
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徳田秋声の随筆集「灰皿」4

今回は、3の続きではありますが、秋声が大病した折の内容が書かれております。また、犀星と自分を比べて年齢を感じたことを仔細に書いており、文豪とアルケミストのゲームで遊んでいると、何となく二人とも同じ年頃のように感じてしまうので、著作を読むと二人の年齢差を思い出し、そうだ!そうだったとなります。
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徳田秋声の随筆集「灰皿」3

2では、森鴎外の全集について、語っていた秋声ですが、今回は室生犀星と共に小杉天外氏を訪ねて鎌倉へ行った時の思い出話しです。犀星は「あやめ文章」の「四君子」内で、秋声と共に天外氏を訪ねたことを最初から順を追って書き記しておりますが、秋声は天外氏との思い出を鎌倉の季節にあわせて味わい深く書き記しています。
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