萩原朔太郎の水戸小遊記2

昭和15年に河出書房より出版された萩原朔太郎の「阿帯」なる随筆集には、「水戸小遊記」と題して、室生犀星と共に水戸の高等学校へ講演旅行に行った際、見聞した当時の水戸の印象が記されています。また、全2回のこのコラム、今回はかつて交遊があった山村暮鳥を偲んでご家族を訪ねたりしています。ここでは「水戸小遊記」を現代語訳した上、下記の『』内に引用しております。萩原朔太郎と室生犀星の研究の一助になれば幸いです。
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萩原朔太郎の水戸小遊記1

昭和15年に河出書房より出版された萩原朔太郎の「阿帯」なる随筆集には、「水戸小遊記」と題して、室生犀星と共に水戸の高等学校へ講演旅行に行った際、見聞した当時の水戸の印象が記されています。ここでは「水戸小遊記」を現代語訳した上、下記の『』内に引用しております。萩原朔太郎と室生犀星の研究の一助になれば幸いです。
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萩原朔太郎の人物印象記ー堀辰雄編

昭和15年に河出書房より出版された萩原朔太郎の「阿帯」なる随筆集には、「四季同人印象記」と題して、三好達治、堀辰雄、丸山薫、辻野久憲、竹村俊郎の印象が記されています。ここでは、三好達治及び堀辰雄、この二人に対する印象記を現代語訳した上、下記の『』内に引用しております。内容としては、萩原朔太郎は堀辰雄という人物を、中野重治に室生犀星を絡めて表現しています。萩原朔太郎と堀辰雄の研究の一助になれば幸いです。
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室生犀星が語る芥川龍之介5

今回は、芥川龍之介の遺稿や彼の創作の姿勢について室生犀星が熱く語っているのが印象的な内容です。また、このコラムも今回で最後になります!ここまで長くおつき合い下さった皆様方、ありがとうございました!
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室生犀星が語る芥川龍之介4

今回は、芥川龍之介との最後の別れを振り返った内容となっています。また、この随筆集に収められている他の芥川龍之介についての随想を取り上げ、紹介しております。内容としては、室生犀星と萩原朔太郎に芥川龍之介、この3人の食事何処や交流がどんなものであったかが伺えます。
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室生犀星が語る芥川龍之介3

今回は、芥川龍之介が喋るときの定形文句や、木登りが上手であったエピソードが語られています。また、芥川氏の原稿がどんなものであったかなどが書かれており、実際に手に取らなくても目に浮かんでくるようです。他には、芥川龍之介が意外な食べ物が好きだったことが語られており、新しい発見の多い内容となっています。
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室生犀星が語る芥川龍之介2

今回は、芥川龍之介との小さなエピソードがドミノのように並べてある内容です。文中には、早々たる人物が登場しますが、中でも佐藤春夫氏の体を芥川龍之介が見て古備前のようないい体をもっていると評したエピソードがあり、短いながら芥川龍之介が書画骨董に詳しいことが窺えます。その他、芥川氏の師であった夏目漱石が羊羹が好きだったように、芥川氏も汁粉を褒めるものなど、読んでいて実に微笑ましい内容です。
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9/27雑記 室生犀星から中原中也への評価

実は、室生犀星の日記には中原中也の詩に対する評価が書き残されています。室生犀星の随筆集に収録されている「浅春日記」には大変短くはありますが、中原中也の「山羊の歌」における感想が記されています。
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徳田秋声の随筆集「灰皿」4

今回は、3の続きではありますが、秋声が大病した折の内容が書かれております。また、犀星と自分を比べて年齢を感じたことを仔細に書いており、文豪とアルケミストのゲームで遊んでいると、何となく二人とも同じ年頃のように感じてしまうので、著作を読むと二人の年齢差を思い出し、そうだ!そうだったとなります。
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